2016年2月29日、愛媛県立とべ動物園から、クロサイのライくん(5歳)がブリーディングローン(繁殖のための借り受け)でやってきました。
1989年に広島市安佐動物公園からやってきたトミー、2015年にドイツ・ライプチヒ動物園からやってきたサミアと一緒に、現在、天王寺動物園では3頭のクロサイが暮らしています。
ライくん搬入の様子を写真でご覧ください。
(市川 晴子、写真:村田 和也)
とべ動物園での搬出作業
とべ動物園では事前に輸送用の檻をサイ舎に設置し、
檻の中で餌を与え檻に慣れる訓練が行われました。
(写真提供:愛媛県立とべ動物園)
天王寺動物園での搬入作業 17時15分
ライくんを乗せたトラックが天王寺動物園に到着しました。
到着後すぐにサイ舎へ搬入するため、輸送箱を吊り上げるためのクレーン車には
先にスタンバイしてもらいました。
(カバ舎の屋上から撮影。クレーン車の奥側の建物がサイ舎です)
天王寺動物園での搬入作業 17時30分
ライくんが入った輸送箱をクレーン車で吊り上げます。
ライくんが動いて輸送箱が揺れたので、慎重に作業をすすめます。
天王寺動物園での搬入作業 17時35分
ライくんが入った輸送箱を大きな体重計の上にのせて、重さを量ります。
輸送箱込みで2520kgでした。
天王寺動物園での搬入作業 17時46分
ライくんは無事に輸送箱から出て、サイ舎の寝室に入りました。
しかし、顔や体に輸送箱のペンキがついたのか、クロサイならぬミドリサイに・・・
天王寺動物園での搬入作業 17時55分
少し興奮していたので明かりを消すと、すぐに樫を食べてくれました。
とべ動物園から、無事に到着してほしいとお守りも一緒に届きました。
おかげさまで無事到着しました^^ ありがとうございます!!