きっかけは100周年


zoo friends 代表 三ツ寺健亮さん

 天王寺動物園が100周年を迎えた日zoo friendsの募集を見つけたことから私はzoo friendsに参加することになりました。動物園が好きな学生、会社員、主婦など年齢も想いも様々な方々が参加していました。ファシリテーターの石川靖之様と大学生のサポーターの協力のもと会議を進めていきました。会議の内容は「100年後の天王寺動物園を考える」とあり、100年後といわれてピンとこないものがありましたが石川靖之様から実現不可能でも、アイデアを出し話し合いましょうと助言もあり「サファリでキャンプ」「柵をなくそう」など次第に意見の飛び交う会議になりメンバー同士も打ち解けました。その後、意見を集約し、おもろい・商い・学びの3つを柱とした「みんなの動物公園」を目指すことを決定しアジア動物園シンポジウムで発表しました。当初はシンポジウムまでの活動と思っていましたが私達は現在も自走を目指すボランティア組織として活動しています。会議もメンバーで行なうようになり慣れない環境の中メンバーで協力し現在までに『おすすめコースガイドマップ』『天王寺たんけんドリル』を発行出来ました。これも天王寺動物園のスタッフの方々、ファシリテーターの石川様、サポートの学生の皆さんのご協力あってのことです。本当にありがとうございましたこの場を借りてお礼申し上げます。

 メンバーに「なぜzoo friendsに参加したの?」と聞きますとだいたい簡潔に「動物園が好きだから」と返ってきますし私を含めメンバーを突き動かすのはこの「動物園が好き」という想いです。今後活動を行なっていくうえでもこの「動物園が好き」という本来の想いを大切にしたいと思います。そしてzoo friendsは天王寺動物園と市民(来園者)の『架け橋』でありたく組織として独りよがりな考えにならぬよう、市民の声に寄り添って私達zoo friendsは動物園がより良いものになるようにがんばりたいと思います。

 

(みつてら けんすけ)


 

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