動物の夏毛と冬毛


 毎日暑い日が続きます。夏になると私たち人間は薄着になり暑さをしのぎます。 さて、毛皮を着た動物たちはどのようにして夏を過ごしているのでしょうか? 一見すると冬も夏も同じように見えるかもしれませんが、よく観察してみると冬毛と夏毛は随分違います。その違いを写真でご覧ください。

(越智 翔一)

 

チュウゴクオオカミ 4/24撮影

チュウゴクオオカミ 4/24撮影

まだ冬毛です。

チュウゴクオオカミ 5/18撮影

チュウゴクオオカミ 5/18撮影

背中から少しずつ冬毛が抜けてきました。

チュウゴクオオカミ 6/25撮影

チュウゴクオオカミ 6/25撮影

すっかり夏毛に生え換わりました。

ムフロン 5/2撮影

ムフロン5/2撮影

上からテンツウカクテンはまだ冬毛が残っていますが、
ツウカクはもう夏毛に生え換わっています。

フタコブラクダ 4/18撮影

フタコブラクダ 4/18撮影

冬毛はすごいボリュームがあります。

フタコブラクダ 6/25撮影

フタコブラクダ 6/25撮影

半分ほど冬毛が抜けてきています。これから夏に向けてどんどん抜けていきます。

オウサマペンギン

 オウサマペンギンは1年に1回羽毛が生え変わります。これを換羽といいます。換羽中のオウサマペンギンはよく皮膚病と間違われますが、決して病気ではありません。

オウサマペンギン

真ん中の個体は換羽の終わりかけ、右奥の個体は換羽中で
下腹部は古い羽根が抜け落ちてきれいになっています。

オウサマペンギン

換羽中です。嘴や足の届きにくいところに羽根が残っています。

 

 

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