天王寺動物園は2019年10月10日をもって30年にわたるコアラの展示を終了しましたが、2015年の12月淡路ファームパークイングランドの丘動物園からアーク父ちゃんとその子どものそらが戻ってきてから“コアラはコアラらしくプロジェクト?”のもと屋外の高いユーカリの木で暮らし始めました。ユーカリの樹上で過ごしているコアラの姿は本当にとても素晴らしく、いろんなことを教えてくれました。
そんな天王寺動物園の最後の2頭のコアラの姿を振り返ってみました。
(西岡 真)
現在アーク父ちゃんはイギリスのロングリート・サファリパークで暮らしています。
オーストラリアでは長期にわたる森林火災の影響でコアラたち野生動物が大変な目に遭っています。また、世界中の人間がコロナウイルスとの闘いを余儀なくされていますが、地球は人間だけのものではなくいろんな命が暮らしています。それぞれの命がいろんなかかわり方をして生きています。幸せの感じ方はそれぞれですが、みんなが幸せになれればこれほどいいことはないのになぁ~