〜 天王寺動物園発行情報誌 〜
『なきごえ』8月号       

   
 
      
第27回サマースクール
管理課 満 勇二
       
 天王寺動物園では、1965年から小学校4年生、5年生、6年生を対象に動物園での飼育体験等をとおして、動物を見直に感じていただくため、毎年夏休みにサマースクールを開催しています。
 今年は、7月20・21日、22・23日、28・29日、三組にわかれ、一組各学年20名づつの計180名の参加で行われました。
 初日、まずはレクチャールームで日程の説明を受けたあと記念撮影、まだみんな緊張した顔で写っています。
 その後は、それぞれの日程に添ってボランティアの担当者と一緒に動物舎へ行き実習。

○動物飼料の調理実習
 まずは、飼育担当者から餌の説明をうけたあと、動物たちが食べやすい大きさに調理していきます。 使い慣れない包丁などを使うので、みんな慎重に作業をしていました。
 キリン舎、サイ舎で実習をしていた子供たちは、動物に直接餌を食べさせることのできるため、特に楽しそうに作業をしていました。


○動物舎の清掃実習
 各獣舎での清掃作業では、飼育担当者から注意を受けながら作業が行われます。
 とくに、ゾウ舎では、ゾウの鼻の届く範囲には危険なので絶対に近寄ってはいけないなど飼育担当者も注意をしながらの作業となりました。


○動物の触察
 アイファー(爬虫類生態館)では、カメを持ち上げたり、ヘビを首にまいたりと動物をより身近に感じていもらえたのではないでしょうか。
 2日目の昼からは、グループごとに2日間のまとめをしました。
 カラーマジックを使ってイラストの入ったものとかいろんな工夫がありました。
 今回のサマースクールで学んだことをどこかで活かしていただいたら、関係者のみんなの願いでもあると思います。