天王寺動物園の歩み
天王寺動物園の歩み

【1884~1934年】 【1935~1944年】 【1945~1954年】 【1955~1964年】 【1965~1974年】
【1975~1984年】 【1985~1994年】 【1995~2004年】 【2005~2014年】  

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1884(明17)年
大阪府立博物場附属動物檻、設置(中央区内本町橋詰町)。
1884-1934
1914(大3)年

開園当初の航空写真

開園当初の航空写真

(6月) 大阪府より移管を受け新動物園建設市会で決定。

(9月) 新動物園建設開始(12月に完成)。

(12月26日)  開園式挙行。

1915(大4)年

(1月1日)  大阪市立動物園として開園(大人5銭、小人3銭、4歳未満無料、

飼育動物数:60種以上230点、面積:26,025㎡、年間入園者:約57万人)。

1916(大5)年
春に夜桜開園、夏には納涼夜間開園を実施。
1919(大8)年
(7月) 東京帝室博物館よりシロクジャク1羽を譲り受ける。
1921(大10)年
(6月21日)  スマトラサイを23,500円で購入(日本初)。
1925(大14)年
(10月24日) ダチョウの人工ふ化に成功(日本初)。
1926(大15)年
(11月11日)  アジアゾウの常盤(雌)が来園。
1927(昭2)年
(10月8日) チンパンジーの太郎(雄)が来園(日本初)。
1928(昭3)年
12月30日、31日を休園日として制定。それまでは無休であった。
1929(昭4)年
(3月16日)  ウォンバット、ハイイロカンガルー来園。
1930(昭5)年
武徳殿付近の公園通路を園内に取り入れる(総面積26,670㎡)。
1931(昭6)年
(4月11日)  マンドリル来園(日本初)。
1932(昭7)年
(4月)    第1次拡張計画着手。
(7月23日) 名演技で有名になったチンパンジーのリタ来園。
1933(昭8)年
(6月28日) ブチハイエナ初来園。
1934(昭9)年

リタ(右)とロイド(左)

リタ(右)とロイド(左)

(4月1日)  地下道、東側壁に淡水水族館完成。

(6月)   島根県隠岐島北西の竹島で、ニホンアシカ始め16点の海獣、海鳥を捕獲し展示。

(6月24日)チンパンジーのロイド入園。

○チンパンジーのリタの演技が人気を集める。

○1932年から着手した第1次拡張工事が終了、この工事でキリン舎、ホッキョクグマ舎、海獣舎完成(総面積57,270㎡) 。

○年間有料入園者過去最高251万人を記録。

 

1935~1944

1935(昭10)年
開園20周年

(4月1日)   開園20周年記念動物園まつり開催。

(6月4日)   シャム国少年団より親善のためアジアゾウの雌ランプールが贈られる。

○ゾウ放飼園、カバ舎新設。

○天王寺公会堂跡を編入(総面積60,570㎡) 。

1936(昭11)年
(6月17日)  ニホンアシカ初繁殖。
1937(昭12)年

(5月29日) オーストラリア、シドニー市タロンガ動物園と動物交流でウォンバット、アカカンガルー来園。

○出征勇士のためにトラの毛を求める人々増える。

1938(昭13)年

(3月18日) レッサーパンダ初来園。

(4月9日)  空襲、天災事変に備えて逃走猛獣捕獲演習実施。

(7月10日)時局がら、納涼夜間開園を中止(恒例では7月25日から8月25日まで)。

(8月~)動物たちにも節約による愛国運動がおよび、絶食日や代用食を給与することとなる。
1939(昭14)年
○輸入統制のため、新しい動物の来園がとだえてくる。
1940(昭15)年

防空演習

防空演習

(7月23日) チンパンジーのリタ、死産の後死亡。

(7月29日)リタの動物園葬を行う。

(8月14日)土木部より教育部に所属変更(教育部動物園)。

(8月~)動物の飼料不足始まる。

(11月~12月)チンパンジー、ロイドの日本名への改名が問題となる。後に勝太と改称。

○空襲、天災事変に備えて逃走猛獣捕獲演習を行う。動物にも絶食日や代用食を給与する日が増加。

1941(昭16)年

(5月20日) 紀元2,600年を記念して「動物二千六百年史」発行。

(8月14日) 教育部より総動員部へ所属変更(総動員部動物園)。
1942(昭17)年

(1月20日) 燃料、飼料不足のためアジアゾウ(雌ランプール)死亡。

(3月20日)アジアゾウの雌常盤死亡。

(6月11日)総動員部より市民局へ所属変更(市民局動物園)。
1943(昭18)

(1月23日) 林佐一園長退職、後任、寺内信三園長。

(4月27日)阪神パーク閉鎖に伴い、アジアゾウの雌トム、カンガルー、サル、ツル等の無償譲渡を受ける。

(9月1日)防空演習、動物射殺の演習を実施。

(9月4日) ヒグマ他3頭の猛獣を薬殺。猛獣類の処分始まる

○園内の空地はサツマイモ、麦畑、菜園となる。

1944(昭19)

(~3月15日)  前年9月から始まった猛獣類の処分でライオン始め10種26頭を犠牲にする。

(9月7日)寺内信三園長応召。

○有料入園者は41万人と急降下。

○食糧不足により、ゾウ、キリンなどが栄養失調のために死亡。入園者が興味を持つ動物たちがどんどん減少していく。

 

1945~1954

1945(昭20)年

(3月13日) 大阪大空襲で園内に焼夷弾2,000発落下、猛禽舎焼失、オオワシなど10種33点死亡。出征中の寺内信三園長の後任筒井嘉隆園長就任。

1946(昭21)年
(2月8日) 寺内信三復員に伴い園長に再任。
1947(昭22)年
(11月1日)  大阪市復興祭動物園子供大会開催。
1949(昭24)年
(3月3日) タンチョウ(雄1、雌1)購入。
1950(昭25)年

(4月14日) 戦後初の外国産動物としてタイからアジアゾウの春子来園。

(4月15日) 1日の 有料入園者数6万人を超える(過去最高)。
1951(昭26)年

(5月31日) チンパンジー(雌、シュジー)購入。

(10月18日) ライオン、トラ、ヒョウ入園。
1952(昭27)年

(3月20日) 大阪産業経済新聞社・大阪市共催の講和条約成立記念「婦人とこども大博覧会」が公園および動物園を中心に開催。
第2次拡張工事が行われ武徳殿跡、日本庭園を編入(総面積83,670㎡)。

1953(昭28)年
(5月24日) トラ(3頭)の繁殖に初めて成功。
1954(昭29)年

(4月)   5年計画で園内施設改善着手。爬虫類および小鳥の家新設。

(12月4日)  ベイサオリックス来園。

 

1955-1964

1955(昭30)年

ベイサオリックスの親子

ベイサオリックスの親子

(4月8日)  ベイサオリックスの繁殖に成功(日本初)。 

(12月28日)博物館相当施設に指定される。
1956(昭31)年
(1月11日) オオアリクイ初来園。
1957(昭32)年

(3月)     動物慰霊碑除幕式。

(4月1日)  動物園駐車場開設。

1958(昭33)年

(1月13日) ドリル初来園。

(3月21日) 動物園慰霊祭にて第2次南極観測隊の樺太犬15頭の霊を合祀。
1959(昭34)年

(11月)  サイ舎新設。

1960(昭35)年

(6月11日) セイランの人工ふ化に成功(日本初)。

(10月2日) ゴリラ舎新設。
1961(昭36)年

(4月1日) 動物園改造5カ年計画に着手。

(10月30日)ニホンジカ放飼場、水禽放養池新設。

1962(昭37)年

(1月27日) キリン舎、サルアパート完成。

(3月31日) ペリカン舎、オランウータン舎完成。

1963(昭38)年

(8月12日) ライオン・トラ放飼場完成。

(11月)  南園小宝亭を編入(総面積87,470㎡)。

○年間有料入園者戦後最高169万人を記録。

1964(昭39)年

シュバシコウ

シュバシコウ

(5月6日) アミメキリンの繁殖に成功。

(5月10日) シュバシコウの繁殖に成功(日本初)。

(7月4日) 大阪市立動物園を大阪市天王寺動物園に改称。

 

1965-1974

1965(昭40)年

開園50周年

(7月11日) 第3次拡張工事で天王寺公園グラウンドを編入(総面積103,970㎡)。

(11月1日) 開園50周年記念式典・記念祭を開催。

○動物園機関誌「なきごえ」創刊。
1966(昭41)年

(7月26日)大暑の日、ホッキョクグマに氷柱をプレゼント(以後、恒例となる)。

(12月12日)サンフランシスコ動物園よりリカオン来園。
1967(昭42)年

(3月31日) ラクダ・カンガルー舎完成。

(10月20日) カバ舎完成。

1969(昭44)年
(10月3日) 西オーストラリア政府よりニシクロカンガルー受贈。
1970(昭45)年

(5月5日) 日本万国博を記念してインド政府よりアジアゾウ(雌、ラニー博子)受贈。

(6月24日) 日本万国博を記念してアメリカ政府よりプレーリードッグ受贈。

(7月9日) 日本万国博を記念してニュージーランド政府よりキーウィ受贈(日本初)。
1971(昭46)年
(1月1日) サンパウロ訪日企業視察団よりオニオオハシ受贈。
1972(昭47)年
(4月1日) 入園料改定で中学生以下無料となる。
1973(昭48)年

(4月1日) サンフランシスコとの姉妹都市提携15周年を記念して当園からタヌキ、サンフランシスコ動物園からダマジカ(白変種)の動物交換。

1974(昭49)年

(7月5日) 日中国交回復を記念した動物交換でタンチョウ、モウコガゼル(日本初)北京動物園から来園。

(8月23日)上海・大阪友好都市提携を記念して上海動物園よりチュウゴクオオカミ(黒変種)来園。

 

1975-1984

1975(昭50)年

開園60周年

(2月1日) 開園60周年を記念して、サンディエゴ動物園よりシンリンオオカミ受贈。

(8月1日) 第1回サマースクール開催。

(10月2日) サンディエゴ動物園よりコヨテ受贈。

(10月8日) シカゴ、リカーンパーク動物園よりカナダヤマアラシ来園。

(11月29日) 韓国、昌慶園動物園よりワシミミズクとチョウセンヤマネコ来園。
1976(昭51)年

(5月)  大阪動物園ボランティアーズが発足。

(7月20日) ラングーン動物園からムツアシガメ、ムチヘビ来園。
1977(昭52)年

(1月27日) バングラデシュ・ダッカ動物園からジャングルキャット来園。

(8月2日) モウコガゼルの繁殖に成功(日本初)。

(11月2日) 上海市との第2次動物交流でベニジュケイ2つがい来園。
1978(昭53)年

(2月17日) ワシミミズクの繁殖に成功。

(4月16日) ジャングルキャットの繁殖に成功(日本初)。

(11月4日) ことりの家が日本宝くじ協会の寄付で完成。

(11月10日) 上海市との第3次動物交流でニホンコウノトリ来園。
1979(昭54)年
(6月29日) メルボルン動物園からワライカワセミとヤブツカツクリ来園。
1980(昭55)年

(7月25日) パカの繁殖に成功(日本初)。

(7月29日) アカハシリュウキュウガモの繁殖に成功(日本初)。
1981(昭56)年

(3月20日) コウノトリ舎完成。

(10月28日) 上海市との第4次動物交流でチュウゴクオオカミ(黒変種)来園。
1982(昭57)年

キーウィ

キーウィ

(7月3日) ニュージーランドのオトロハンガ動物学協会からキーウィ3羽来園。
1983(昭58)年

(10月5日) オーストラリア・ヴィクトリア製造業会議所からハリモグラ寄贈。

(10月13日)上海市との第5次動物交流でニホンコウノトリ、フランソワルトン来園。
1984(昭59)年

タスマニアデビル

タスマニアデビル

(3月28日) キジ舎完成

(10月26日) オーストラリア・タスマニア州からタスマニアデビル寄贈。(日本初)

 

1985-1994

1985(昭60)年

開園70周年

(1月15日) 夜行性動物舎、レクチャールームがオープン。

(4月10日) 開園70周年を祝って上海動物園からコジャコウネコ、アオミミキジ寄贈。

(10月13日) 開園70周年記念シンポジウム「動物との共存を図るために」を開催。
1986(昭61)年
(4月27日) サル・ヒヒ舎完成(ヒヒ舎は日本宝くじ協会の寄付)。
1987(昭62)年

ホッキョクグマの親子

ホッキョクグマの親子

(3月31日) 東門、駐車場閉鎖。

(6月5日) 上海市との第6次動物交流でニホンコウノトリ、アジアゴールデンキャット、コジャコウネコ来園。

(8月1日) 天王寺公園と動物園を会場に11月8日まで開催された天王寺博覧会に合わせて“鳥の楽園”がオープン。

(11月16日) ホッキョクグマのユキコこゆきを出産。(本州以南で初の成功)

1988(昭63)年
(5月14日) ガラス張りのヒョウ舎完成。
1989(平元)年

(5月2日) コアラ館完成。

(6月1日) メルボルン動物園からコアラ3頭が来園。

(11月6日) レッサーパンダ舎完成。

(11月8日) 上海市との第7次動物交流でレッサーパンダ、クロトキが来園。
1990(平2)年

(2月24日) 新世界ゲートを新設し南門を閉鎖する。

(4月25日) メルボルン動物園からコアラ3頭が来園。

(4月26日) ガラス張りのオオカミ舎完成。

(5月24日) 日本のシシオザルの繁殖計画を策定し、国際協力でアメリカのワシントン動物園から雌来園。つづいて8月3日アメリカのセントルイス動物園から雄、雌来園。

1991(平3)年

(7月26日) コアラ繁殖に成功(当園初)。

(10月3日) 上海市との第8次動物交流でヨウスコウワニ、アネハヅルが来園。

1992(平4)年
(9月8日) チンパンジー・オランウータン舎が完成。
1993(平5)年

コアラを視察される秋篠宮仁人親王殿下

コアラを視察される
秋篠宮仁人親王殿下

(3月24日) ドイツ・ライプチヒ動物園からメガネグマ(雄)来園。

(5月25日) 上海市との第9次動物交流でウンピョウが来園。

(6月11日) ニホンコウノトリの繁殖に成功(本園初)。

(7月16日) シンガポール動物園からチンパンジーの親子来園。

(10月14日) (社)日本動物園水族館協会の種保存委員会全国拡大会議が大阪で開催され、同協会総裁の秋篠宮文仁親王殿下が天王寺動物園をご視察。

 

1995-2004

1995(平7)年

(3月)    ZOO21基本計画案策定。    

(3月23日) 生態的展示の手法を取り入れたは虫類生態館(IFAR)がオープン。

(4月4日) 上海市との第10次動物交流でヨウスコウワニ、チュウゴクオオクビガメ来園。

(5月15日) ニシゴリラのゴロが千葉市動物園に出園。ゴリラの飼育が途絶える。

(9月9日) 開園80周年記念式典を大阪国際交流センターで開催。一日園長に柳生博さんと大塚露那さんを任命。 

(10月7日) 開園80周年を記念してメルボルン動物園からコアラ2頭来園。

1996(平8)年

(1月2日) ワレンヨロイトカゲ自然繁殖(日本初)。

(2月20日) シンガポール動物園からマレーグマ(雄、雌)来園。

(3月24日) フロリダアカハラガメ来園(当園初)。

(4月26日) マダガスカルシャコ人工繁殖に成功(日本初)。

(6月23日) タンザニアアカノドシャコ人工繁殖に成功(日本初)。

(9月27日) シンガポール動物園からスナドリネコ(雄、雌)来園。

(10月7日) クロサイのサトミをアメリカ・カードウェル動物園に貸し出し。

(10月29日) カラカル(雄、雌)繁殖(当園初)。
1997(平9)年

(6月10日) 上海市との第11次動物交流でヨウスコウワニ(4)、コジャコウネコ(雄、雌)来園。

(6月28日) ヒョウモントカゲモドキ自然繁殖(日本初)。

(7月3日) レッサーパンダ(雄テンテン)誕生(当園初)。

(9月23日) 生態的展示の2番目の動物舎として、日本初の水中が見られるカバ舎オープン。

(10月28日) フロリダアカハラガメ繁殖(日本初)。

 

1998(平10)年

(2月12日) フサオネズミカンガルー(雄)繁殖確認(当園初)。

(6月10日) ナベヅル(雌)繁殖。(当園初)13日に2羽目(雌)繁殖。

(10月17日) 生態的展示を取り入れたサイ舎オープン。

(12月20日) ヒョウモンガメ繁殖(当園初)。

(12月22日) フクロモモンガ繁殖(当園初)。

1999(平11)年

(2月17日) 当園が中心となり日本のシシオザルの繁殖計画を策定しアメリカのウッドランドパーク動物園の協力を得てシシオザル(雌6)を受け入れ、当園を含む4園に配分。

(9月12日) ニューギニアナガクビガメ3頭繁殖(当園初) 。

(6月16日) 上海市との第12次動物交流でアジアゴールデンキャット(雄、雌)来園。

(11月11日) クロサイ(雄サミー)誕生。

2000(平12)年

アフリカサバンナゾーンオープン記念式典

アフリカサバンナゾーン
オープン記念式典

平成12年度に、建設局花と緑の推進本部からゆとりとみどり振興局天王寺動植物公園事務所に所属変更

(2月20日) レクチャールームで行う「獣医さんのお話」を開始。(毎月第3日曜定例化)

(4月22日) 大阪信用金庫より寄贈されたクロサイのブロンズ像の贈呈式挙行。

(5月19日) アジアゾウ(雌ユリ子)死亡(50年飼育) 。

(8月8日) ナベヅル1羽をベルギーのホウカンチョウ保護繁殖センターへ贈る。

(8月25日) アフリカサバンナゾーン草食動物エリアオープン。

 

2001(平13)年

(4月24日)秋篠宮文仁親王殿下ご夫妻が来園され、園内をご見学。

(12月28日) 上海市との第13次動物交流でナベヅル(雄)来園。
2002(平14)年

(4月9日) クロサイ(雄サミー)イギリスのチェスター動物園へ貸出。

(6月15日) カンムリシロムク繁殖(当園初)。

(8月17日) クロエリセイタカシギ繁殖(当園初)。

(9月15日) 大阪信用金庫よりログハウス調の授乳室受贈。

(10月15日) ゾウの糞から堆肥をつくる有機性廃棄物高速発酵処理機を設置。
2003(平15)年

アジアゾウの引越

アジアゾウの引越

(3月11日) (社)日本動物園水族館協会主催の動物園の教育利用を促進するためのワークショップを開催。

(3月12日) 宝塚動植物園の閉園にともないホオジロカンムリヅルはじめ5種11羽来園。

(6月11日) トムソンガゼル(雄)繁殖(当園初)。
ゾウの糞からつくった有機堆肥「エレファント・ダン」の市民配布開始。

(12月8日) フトアゴヒゲトカゲ来園(当園初)。

 

2004(平16)年

(1月16日)新しく完成したアジアの熱帯雨林ゾーン(ゾウ舎)を報道関係者に事前公開。

(1月31日) アジアの熱帯雨林ゾーン(ゾウ舎)の完成記念式典を挙行。
大阪信用金庫から寄贈された子ゾウのブロンズ像除幕式挙行。

(2月19日) 上海市から第14次動物交流でミミセンザンコウ(雄、雌)が来園。

(2月24日) キバラスズガエル自然繁殖(日本初)。

(4月25日) フトアゴヒゲトカゲ繁殖(当園初)。

(5月2日)  ホッキョクグマ(雌ユキコ)が老衰で死亡。

(6月14日) ビルマニシキヘビ2頭繁殖(当園初15日、16日、17日にもそれぞれ2頭、7頭、2頭が繁殖)。

飼育係と歩く「飼育係のおしゃべりガイド」

飼育係と歩く
「飼育係のおしゃべりガイド」

(6月19日) 「飼育係のおしゃべりガイド」を開催(毎月第3土曜定例化)。

(6月30日) アイゾメヤドクガエルが繁殖(当園初)。

(7月5日) ベンガルヤマネコ(雄)が福岡市動物園から来園。

(7月12日) ブチハイエナが繁殖(当園初)。

(10月15日) ツキノワテリムクが繁殖(当園初)。

(10月25日) 大阪国際交流センターにおいて、第52回日本動物園水族館協会動物園技術者研究会を開催。

(10月26日) 秋篠宮文仁親王殿下が来園され、園内をご見学。

(12月)   アジアの熱帯雨林ゾーン(ゾウ舎)が市民ZOOネットワークのエンリッチメント大賞を受賞。

 

2005-2014

2005(平17)年

開園90周年

(1月15日) 開園90周年を記念して、新たな催しとなる「飼育係のワンポイントガイド」を開始。

(4月14日) アジアゾウの春子、来園55周年を祝う会を開催(以後、恒例となる)。

(8月21日)6月下旬から7月7日まで募集した「願い事叶えまっせ」で選ばれた方に、キリンへの給餌の夢を叶えていただく(以後、恒例となる)。

(9月19日) 敬老の日にちなみ、アジアゾウの春子、クロサイのサッチャン、オランウータンのサツキに長寿のお祝いとして好物をプレゼント。

(9月23日) 開園90周年記念シンポジウム「動物園が今おもしろい!」を大阪コミュニケーションアート専門学校と共催で大阪厚生年金会館芸術ホールにて開催。

(10月23日)開園90周年記念イベントとして「大人のための飼育体験」を実施。大人向けの飼育体験は初。

(11月1日) 市民から懐かしい写真を借りて「思い出の写真展」を新世界町会連合会と共催で18日まで開催。明治~昭和40年代の天王寺公園や動物園、通天閣などの貴重な写真を展示。
2006(平18)年

ゴーゴ来園

ゴーゴ来園

(2月) タイ王国スリン県と大阪市の青少年交流事業に基づき、スリン県の13歳から18歳までの青少年10名が来日。

(3月15日)ホッキョクグマのゴーゴ(雄)が、ロシアのペルミ動物園から来園。株式会社蓬莱様より受贈。

(3月17日) 上海動物園との動物交流で、チュウゴクオオカミのペアが来園。

(3月30日) 国内で最高齢の27歳だったアミメキリンのサキコが老衰で死亡。

(4月25日) ヒツジ、ヤギ、トカラヤギ、ミニブタを旧カモシカ園に新設したヤギ・ヒツジ舎に移動。

(6月 4日) 市民の希望を受け、当園では初めて野外ステージにて結婚披露が行われる。

(7月16日) 大正4年の開園以来有料入園者が一億人に達する。一億人目のご家族に記念品贈呈セレモニー、キリンとの記念撮影。

(7月31日)旧カモシカ園を「ひつじ広場」と命名。

(9月7日) アフリカサバンナゾーン新エリアのトイレ内に、動物の豆知識を記した「スッキリうんちく」パネルを設置。(以後他トイレにも設置)

(9月9日) アフリカサバンナゾーン肉食動物エリアが完成し、アフリカサバンナが全面オープン。關淳一市長ら出席のもと、オープンセレモニーが行われる。
大阪信用金庫様よりご寄贈いただいた、親子ライオンのブロンズ像の除幕式を挙行。

(10月17日) クロエリセイタカシギの展示を新しくなったシギ舎で再開。

2007(平19)年

キリン模様になった公用車

キリン模様になった公用車

(5月22~24日) (社)日本動物園水族館協会の平成19年度通常総会並びに協議会を大阪国際交流センターおよび当園で開催。23日には(社)日本動物園水族館協会の総裁である秋篠宮文仁親王殿下が天王寺動物園をご視察。

(12月27日) 大阪市立デザイン教育研究所の協力により公用車をキリン模様に衣替え。

2008(平20)年

(3月18日) ビジネスパートナー事業の記者会見。大阪産業創造館の新規パートナー事業の募集に対し95社から122件の応募があり、実現した7件を発表。そのなかで関西マルチメデイアサービス(株)から提案のあった天王寺動物園の専用のホームページZOO×ZAQが公開。

英国で生まれたサミーの子とその母親のキタニ

英国で生まれたサミー
子とその母親のキタニ

(4月18日) (株)ウーマンライフ新聞社から、日本初の動物園からのフリーペーパー「Together」が創刊される。

(7月3日) 上海動物園より第16次動物交流のヨウスコウワニが2ペア来園。

(8月2~31日) 初の試みとして通天閣、大阪市立美術館、当園の3施設共通入場券を発売。

(10月29日) 英国のチェスター動物園で、当園より貸し出し中のクロサイの雄のサミーに、初めての子が生まれる。

(12月27日) ホッキョクグマのゴーゴに釧路市動物園よりお嫁さんを迎えるべく、市民による「ゴーゴのプロポーズ大作戦」と題する署名活動が始まる。

2009(平21)年

(1月23日) 平松邦夫大阪市長に「ゴーゴのプロポーズ大作戦”」の発起人代表より、全国から集まった2万6千人を超える署名を、宮下実園長立会いのもとに手渡される。署名は市長から園長に引き渡され、翌24日釧路市動物園の山口良雄園長に渡されたが、プロポーズは実らず。

(2月11日 )通天閣観光株式会社、大阪信用金庫、阪神高速道路株式会社、大阪芸術大学、社団法人大阪市天王寺動物園協会の協力を得て、アフリカサバンナゾーンのサイ舎の後方に見える阪神高速道路の遮音板にアフリカサバンナの風景画を描くことになる。費用にあてるため「ZOOをあんじょいしましょう会」を設立し、募金活動を開始。

(9月2日) 国内最高齢であったコアラの雄のハクが心不全のため死亡(21歳7カ月)。

(10月21日) 大阪市立デザイン教育研究所と株式会社アサヒペン様の協力でカバ舎の屋上に絵を描くプロジェクトが終了し、通天閣でお披露目式典を開催。
2010(平22)年

カバのナツコ

カバのナツコ

(1月31日)カバのナツコが老衰で死亡。

(10月31日)小惑星探査衛星「はやぶさ」帰還記念として「ハヤブサ」と「はやぶさ」コラボ講演会を実施。

(11月7日) 千石正一氏をお迎えして、「カエルやカメの仲間がいなくなる!Extinction of Herptiles」と題して、絶滅の危機に瀕(ひん)するは虫類・両生類の講演会を開催。

(12月1日) 地下鉄御堂筋線動物園前駅(新世界前)北側の地下道に当園の飼育動物を描いたポスターのギャラリーが完成。大阪市立デザイン教育研究所の学生の協力を受けたポスターを掲示。

 

2011(平23)年

天王寺公園・動物園連絡ゲート

天王寺公園・動物園
連絡ゲート

(1月) 高病原性鳥インフルエンザが兵庫県伊丹市で検出されたため、防疫体制を強化。「鳥の楽園」を閉鎖(4/6まで)。

(3月2日) 浜松市動物園よりホッキョクグマの雌バフィンが、繁殖のためブリーディングローンで来園。株式会社蓬莱様が輸送費を後援。

(3月15日) 天王寺公園と動物園の間に連絡ゲートを開設。天王寺ゲートから公園内を通過して動物園に入れるようになる。

(3月24日) 上海市との第17次動物交流でジャガーの雌ルースが来園。

あべのんとゴーゴくん

あべのんとゴーゴくん

(12月1日) 当園オリジナルゆるキャラ「ゴーゴくん」がデビュー。阪堺電気軌道阪堺線の開通を記念する「阪堺電車百周年記念式典」に園長と参加。

(12月15日) あべのキューズモールのキャンペーンで寄付されたケープハイラックス3頭のお披露目式。

2012(平24)年

(3月15日) 白雪姫時計台のリニューアル完成除幕式を開催。大阪信用金庫の協力により改修された。

(4月1日) ゆとりとみどり振興局天王寺動植物公園事務所から建設局天王寺動植物公園事務所に所属変更。

(7月28日) なにわ(728)の日にちなみ、7歳、2歳、8歳の動物をめぐるクイズラリーを開催。

(8月11~15日) お盆の夜間開園(午後7時まで)期間中は定例以外のおやつタイム・ごはんタイム、夜行性動物舎ガイド、ゾウの寝室ガイドなどを実施。

(9月25日) ボルネオオランウータンのサツキ(雌)が42歳で死亡。オランウータンの飼育が途絶える。

(11月23日) アミメキリンのケニヤ(雄)が22歳で死亡(キリンの展示一時中断)。
2013(平25)年

(3月29日) 上海市との第18次動物交流として、上海動物園へエリマキキツネザル(雄、雌)を贈る。

(4月1日) 大阪市外の小中学生の入園料を200円とする。

(4月24日) 姫路セントラルパークからアミメキリンの雄の幸弥(こうや)を借り受け。キリンの展示を再開。株式会社マルハン様が輸送費を後援。

(12月20日) ナベヅルの雄が東京都井の頭自然文化園から入園。あべのキューズモールでのキャンペーンにより輸送費が集められた

(12月25日) 通天閣観光株式会社の輸送費後援により来園したムフロン(ツウテンカクいずれも雄)のお披露目式。旧バーバリシープ舎で展示

2014(平26)年

(1月1日) 開園99周年を記念して臨時開園。100周年に向けてのカウントダウン花壇の除幕など、様々なイベントを実施。

(1月17日) クロサイの雌のサッチャンが41歳で死亡。生涯に6度出産、動物園での血統維持に大きな貢献。

(3月28日)上海市との第18次動物交流により、上海動物園よりアムールトラの雄が来園。命名投票により、7月に虎二郎と命名。

(4月1日) 組織改変に伴い、事務所名が天王寺動物公園事務所に変更。

(4月16日) 開園100周年を機に、動物園のロゴ・シンボルマークを一新

一新された新シンボルマーク

一新された
新シンボルマーク

70周年時に誕生したロゴマーク

70周年時に誕生した
ロゴマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

春子最後の来園記念日イベント[2014年4月13日撮影]

春子最後の来園記念日イベント
[2014年4月13日撮影]

(6月5日) 旧ライオン舎跡に新トラ舎完成。

(6月18日) 近畿日本鉄道株式会社より、アミメキリンの雌を受贈。あべのハルカスにちなんでハルカスと命名。

(7月30日) アジアゾウの春子が老衰により死亡。推定66歳。

(9月17日) 老朽化した野外ステージの撤去工事が始まる。

(9月23日) アジアゾウの春子を偲ぶ会を開催。

 

アジアゾウの春子を偲ぶ会

アジアゾウの春子を偲ぶ会

 

 

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