レッサーパンダの一日


 天王寺動物園のレッサーパンダは19歳の雌パンパン、8歳の雄テンテン、7歳の雌シュウナの3頭です。高山に生息する動物なので、暑さに弱いのですが、大阪の暑い夏も元気に過ごしています。そんなレッサーパンダの様子をご覧ください。

(久田 治信)

 

夏は屋外で雑草を食べています

朝一番、一目散に屋外展示場の新鮮なササに駆け付けたシュウナ

屋内展示室のササを食べるパンパン(左)とシュウナ(右)。

屋内展示室のササを食べるパンパン(左)とシュウナ(右)。

冷凍のラット(上)やハツカネズミ(下)

時間は決まっていませんが、1日1回の“おやつタイム”では放飼場でリンゴを食べる姿をご覧いただけます。

アフリカツメガエル

“おやつタイム”で立ち上がってリンゴを食べるシュウナ

シロチドリ・チュウシャクシギ

夕方、寝室に戻ってから与える餌(えさ)はササ、ペレット(木の葉を主に食べるサル用)、リンゴの3種類です。

寝室に収容後、リンゴ、ペレット、ササの順に食べます。

寝室に収容後、リンゴ、ペレット、ササの順に食べます。

パンパンは高齢なので、採血や診察ができるように、体に触れる訓練を始めました。

パンパンは高齢なので、採血や診察ができるように、体に触れる訓練を始めました。