オウサマペンギンのお引っ越し


 この3月10日に、オウサマペンギンを屋外展示場より屋内展示室(冷房室)へ引越ししました。オウサマペンギンは、非常に涼しい亜南極の地に生息しています。日本の春から秋までの気候(最高気温が15℃以上)に適さないため、毎年最高気温を15℃以上上昇しない屋内展示室に移しています。

 捕獲して移動するついでに、体重測定と外傷の有無確認、爪切りを行ったり、血液採取を実施して健康管理に役立てています。

 今回は、このオウサマペンギンの引っ越しの様子をご紹介します。

(写真・文:岡田 博之)

 

 

捕獲の様子

捕獲の様子

くちばしとフリッパー(翼)に要注意です。

体重測定

体重測定

人間と一緒に測定して、あとで人間の体重を引きます。

爪切り

爪切り

必要に応じて伸びた爪を切ります。

血液採取

血液採取

健康管理には欠かせません。

みんな仲良く、移動完了!

みんな仲良く、移動完了!