(社)日本動物園水族館協会では4月19日を飼育の日と定め、全国の動物園・水族館で催しを行っています。当園では東北復興の思いをこめ、アフリカサバンナゾーンから肉食動物舎まで、順に飼育員によるワンポイントガイドをつないでゆく、「草食・肉食・サバンナゾーンぐるっと一周リレーガイド」を行いました。
(文:芦田貴雄)
2. 担当の中山係員がカバの解説を始め、魚がカバのフンを食べて水をきれいにしてくれます、などと解説していると・・・
4. クロサイのフンや角を片手に解説するのは土谷業務主任です。サイはフンをしても匂いつけのためにすぐ踏みつぶしてしまうので、標本用のフンを確保するのも大変なんです。
6. アフリカサバンナゾーン内の草食動物エリアは広大です。そこで西田係員が園路で解説しつつ、展示場内でも別の職員が餌で動物を呼び寄せ、お客様の目の前でこれらの動物の様子をご覧いただきました。
8. 山の上から雄ライオンのレオに肉を投げるのは三宅係員。園路からは町出係員が、レオの書いた(という設定の)手紙を、せつせつと読み上げ、拍手をいただきました。
10. ヒョウ舎では三宅係員がジャガー等の解説をしています。おやおや、ピューマの雌のピコが小学生とにらめっこしていますよ。
12. 雨が降ってきました。でも大丈夫。キリン屋内展示室では、ぬれずに、アミメキリンの雌のハルミを近くからご覧いただけます。油家係員の解説で2時間にわたったリレーガイドも終了です。お疲れさまでした。