天王寺動物園のアジアの熱帯雨林ゾーンでは、2頭のアジアゾウ、春子(推定62歳)とラニー博子(推定41歳)が暮らしています。ゾウたちは好奇心旺盛で、力持ち、そのうえいたずら好きなのです。今回はゾウの寝室でのいたずらを紹介します。
(撮影・文:尾曽 芳之)
拡大して見ると、ワイヤーを柵に取り付けるためのボルトもポッキリ折れてしまいます
そのため、ワイヤーがはずれ、垂れ下がりました。
ゾウの寝室にある柵です。柵を補強するため、根元はコンクリートで固めてありました。
鉄柱の根元のコンクリートの補強部も、ゾウにかかれば一晩で粉々に壊してしまいました。
ゾウの寝室の床です。コンクリートでできていますが・・・
分厚いコンクリートの床も、いつの間にか鉄筋が見えるまで削られてしまいました。
いずれのいたずらも、現在はより頑丈に修理されています。