花菖蒲の株分け

 前回は、ふやし方をやりました。そのふやした苗を使って寄せ植えを行います。
 多肉植物は、プリンなどの空きカップや、お皿・お茶碗などを使ったり、何を使ってもらっても結構です。繊細で微妙な色合いを見せる種類は、灰皿やブリキやアイアンの缶、ブリキのジョウロなどアンティーク調に見えておしゃれに仕上がります。でももし、容器がなくても、水ごけなどを針金やネットなど植え込みのための素材を工夫することで木の板やフェンスそのものにも寄せ植えができます。

寄せ植えの作り方

 鉢底ネットを敷き、その上に軽石を鉢の約1/4程度入れます。さらにその上に、土を少し入れます。
(土は、水はけと通気性のいい土を選んでください。草花や畑などの土は多肉植物には向きません。肥料もあまり必要としません)苗を鉢から取り出し、根鉢を崩します。苗を鉢の中にバランス良く配置し、土を入れて、ピンセットなどで土に差し込むように植えていきます。(カットした株を使用する場合は、2〜3日乾かしてから使ってください)その場で水をやると根が腐ってしまう可能性があるため、3〜4日たってから水を与えてください。仕上げに、土の上から化粧砂をかけると見た目が良くなります。カラフルな色を使用したり、バークチップをなどを使うとおしゃれにできあがります。
 今回で多肉植物に関する小欄は終了しますが、もし、機会があれば一度多肉植物の寄せ植えに挑戦してみてください。

寄せ植え

(川島 美紀)