アフリカサバンナゾーンの草食動物エリアの動物たちの不思議な関係を前のページで紹介しましたがここではキリン、シマウマ、エランド、ダチョウ、アフリカハゲコウたちの様子を写真で見てください。
(撮影:三宅 正悟)
草食動物エリアの王者!アミメキリン!雄のケニヤ(左)と雌のハルミがいます。基本的にはおおらかで、他の動物に攻撃を仕向けたりはしません。
2番目に立場が上なのはグラントシマウマ。現在、4頭のシマウマがいます。ノリコ、ヒデヨシ、ミカとその子供のカミリがいます。
シマウマのヒデヨシはキリンには攻撃せず、ダチョウをいじめに行きます。ダチョウは一目散に自分の寝室の方へ帰ってしまいます。この時のダチョウの走りは魅力です。
ノリコはミカを信頼し、いつも一緒にいないと不安になります。カミリ(左)はヒデヨシとミカ(右)の子供で、やんちゃですが、今はダチョウとライバル同士ですね。
ダチョウはヒデヨシに追いかけられるし、カミリとライバル同士になっていますが、キリンを恐れることはなく、しっぽの毛で遊ぶのが大好きなおちゃめなダチョウです。
エランドのナナはお年寄りで足が悪く、座っていることが多いのですが、それでもエサを食べるときはキリンをうまく利用して食べています。頭の良いナナです。
一日中外で暮らす静かな住人、アフリカハゲコウです。昼間はひっそり、草食動物エリアの北の端、大池付近にいますが、夜はサバンナ放飼場全体が彼らのものになります。