今年も春から夏にかけて天王寺動物園では赤ちゃんが誕生しています。
赤ちゃん赤ちゃんしたかわいい時期を過ぎてしまっている子やかわいい時期にはお客さんからは見えないところにいる子もいますので、写真で皆さんに紹介します。

(構成:西岡 真)



クロコンドルのヒナ(1)
クロコンドルのヒナ(2)
クロコンドルのヒナ(1)
5月10日に孵化(ふか)したクロコンドルのヒナです。写真は孵化した次の日のヒナで、当園では初めての繁殖です。顔だけ真っ黒で身体はふわふわのヒナ毛に覆われています。
クロコンドルのヒナ(2)
ふ化後約1カ月のヒナです。身体も大きくなり、風切り羽が生え始めています。

 

クロコンドルのヒナ(3)
クロコンドルのヒナ(4)
クロコンドルのヒナ(3)
体が大きくなり、巣箱に頭が着きそうになってきました。翼の羽がだいぶ生えてきました。このころには巣箱から出て、お客さんからちらっと姿が見えるときもあるようになりました。
クロコンドルのヒナ(4)
ふ化後約2カ月半です。すっかり羽も生え揃ってだんだん親と変わらなくなってきました。空を飛ぶ練習もしています。

 

クロコンドル給餌
クロコンドル給餌
右がヒナで左が親です。親の口の中に嘴(くちばし)を突っ込んで餌をもらっています。

カリフォルニアアシカ
シシオザル
カリフォルニアアシカ
当園では毎年3〜4頭のカリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれていますが、今年は6月25日に女の子、7月1日と2日2に男の子の計3頭の赤ちゃんが生まれました。子供たちが集まってじゃれあって遊んでいます。
シシオザル
6月1日にシシオザルの男の子が生まれました。写真は約1ヵ月後です。まだまだ小さくお母さんに抱っこされています。

 

ヒメハリテンレック
チカダイ(ティラピア)
ヒメハリテンレック
6月17日に2年ぶりに赤ちゃんが誕生したヒメハリテンレックです。もう親と同じ姿になってしまっています。
チカダイ(ティラピア)
カバ舎に展示しているティラピアです。右に写っているのは成魚で、真ん中あたりに20匹ぐらいで底を突いているのが赤ちゃんです。年中繁殖しているのですが、この時期だけは小さい赤ちゃんが群れているのがよく分かります。というのは、年に一回毎年6月中旬にカバの屋外展示場の水を抜いて大掃除をします。その時に赤ちゃんティラピアは全部いなくなってしまいます。その後いっせいに繁殖した赤ちゃんが今群れを作って泳いでいます。写真では分かり難いので、見に来て下さいね。