アフリカツメガエルのアルビノ(色素欠損)が繁殖しました!アフリカツメガエル自体は実験動物としてもおなじみで珍しいものではなく、オタマジャクシ自体もかなり透けてはいます。アルビノでは色素がないだけにさらに内臓などが透けて見えて、ちょっと不思議な感じです。顕微鏡を使っての撮影なので見にくいのは許してください。

(写真:土谷 正道/文:佐野 祐介)


 
アフリカツメガエルと卵
色素がないので全身白。水草にくっついている小さな白い粒が卵です。
 
生まれたばかりの卵
卵が生まれた日を1日目とします。

 
 
2日目、もう発生して卵の中で形が変わっていきます。でもまだ不思議な形

 
3日目、卵の殻(膜)を破って孵化しました。
 
4日目、ほぼオタマジャクシの形になってきました。

 
6日目、ちゃんとしたオタマジャクシの形になりました。
 
13日目、透き通っていて内臓がよくわかります。赤い糸みたいなもの、これ実は心臓とそこから伸びる血管です。

 
24日目、よく見ると体の中に後ろ足が・・・。
 
3カ月後、立派なちゃんとカエルの姿になりましたが、まだミニサイズです。