「チャレンジャー博子


 アジアゾウのラニー博子はとても好奇心旺盛(おうせい)。そしてどんな難しい問題でも解けるまで頑張る粘り強いゾウでもあります。博子の退屈しのぎに、ちょっとした知恵試しをしても執念で挑みますが、鼻の使い方が不器用な博子は失敗ばかり。でもその山のような失敗を活かし、今もどんどん経験値を上げ続けるチャレンジャーな博子なのです。
(飼育課:西村 慶太)

(1) ゾウの放飼場には破壊防止のため、いろいろな場所に電流の流れた線「電気柵(さく)」が張ってあります。そんな電気柵(さく)のそばに野菜やフルーツを置いてみると…
(3) 悩む博子。頭のいいゾウたちは、電気柵(さく)をさわった時の傷みを覚えています。さあ、どうする?

(2) よし、鼻息をかけてエサを手前に落とそう。
(4) エサは深い池の底へ沈んでいったのでした。