アジアの森.動物たちの絵巻物

飼育課 沖田 紀行


 天王寺動物園では、現在、アジアの森・ゾウ舎の建設工事を進めていますが、その周りを囲む鋼板塀の一部に、アジアの森で生活する動物たちの巨大なパノラマが出現、工事の間少し寂しい状態の続くゾウ舎工事現場に、楽しい動物たちの世界が甦りました。

 画描作業は大阪芸術大学の学生による「鋼板塀にゾウの絵を描こう」のボランティアのプロジェクトチームが担当、又、塗料は日本ペイント株式会社より提供を受けて6月中旬より下旬完成を目指して作業に入りました。キャンバスはアジアの森ゾウ舎建設工事場所を囲っている鋼板塀の一部、長さ約40m高さ約3mの鋼板部分です。 作品は、東南アジアのゾウの生息地である森林風景と、そこで生活するゾウを始めとしたサイチョウやシカ、トラなどの野生動物の姿です。完成までの間は休園日を除いて暑いなか、ほとんど毎日描画作業を行いましたが、梅雨の時期と言うこともあり、雨天の日が多く、完成が7月にずれ込みました。また、その描画作業の様子を入園者の方々にご覧いただきました。

 その出来映えは、グラフZOOでご覧頂けますが、来園者の方々に大変好評で工事現場を思わせない、楽しい雰囲気をかもし出す大パノラマが完成しました。完成に合わせて、三択問題の「がんばるゾウクイズ」を実施しました。応募者総数304通で正解者数が150通あり、正解者の中から抽選で20名の方にゾウ関連グッズをプレゼントしました。この大パノラマは8月末まで展示の予定です。

 最後に、雨の中にもかかわらずこの大パノラマの完成に努力して頂いた、大阪芸術大学の学生の皆様、塗料提供頂きました日本ペイント株式会社にお礼申し上げます。 

飼育課 沖田紀行

描かれている大パノラマは[グラフZOO]で見ることが出来ます。