ドリル
サル目 オナガザル科
Mandrillus Leucophaeus

 黒い顔をふち取る白い毛、口唇(こうしん)の下はまるで、紅をさしたよう。迫力があり、忘れられない魅力があります。
 ドリルというシンプルで覚えやすい名前は、鼻に切り込まれた深い溝が、器具のドリルの刃を思わせるところから付けられたとか。
 アフリカ中央部の多雨林に分布していますが、詳しい生態は分かってはいません。

撮影・文:大野尊信