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クロサイ・サミー、新天地へ
〜わくわく、ドキドキがいっぱい

チェスターは、イギリスでもNo.1と言われる規模の動物園で、
そのスケールの大きさ、気候、環境など、日本とは、全く違います。

Hello!!

サミーです。ボクは天王寺動物園産まれの2歳のクロサイです。このたびボクは、サイの仲間を絶やさないようにとの配慮から、国際結婚をすることになりました。
そして、2002年4月9日、住み慣れた天王寺の皆さんとお別れし、許嫁の住む、イギリス・チェスター動物園へやって来ました。イギリスでのボクのようすを報告しまーす。





 園内には、Zoofariというモノレールがあり、それに乗車すると34種の動物たちを見ながら園内を一巡できます。
 東園に「Jubilee Square」駅、西園には「Monkey Island」駅があり、サイのエリアは「Monkey Island」駅が最寄り駅です。

なんと!ボクのために新しい家を建ててもらっているのです!まさに、ぎ・ゃ・く玉の輿?!ありがとうステファニー。 アフリカ風の小屋には、3つの部屋があり、うちひとつは、ボクの(将来の)ワイフとベビーのための部屋なんだって……。なんだか照れるねっ。

サミー
RHINOCEROS Sammy
イギリスに来て、間もない頃の不安いっぱいのボク
飼育係のひとは、今までと違う言葉をしゃべるし…。
それに、天王寺のパドックには、芝生なんて無かったから、やっぱり、土の上のほうが安心だよ。
キタニ&マニヤラ
RHINOCEROS Kitani & Manyara
お嫁さん候補の、キタニ(4歳)とマニヤラ(3歳)。彼女たちはパンガニから生まれたとっても仲良しの姉妹なんだ。ボクも早く仲良くなりたいな〜って思ってます。

 とにかく、今は、新しい環境に慣れるのに精一杯!動物園生まれのボクにとって、ここは天国かもね。静かで広いチェスター動物園で、みなさんのご期待に応えるよう人生をエンジョイしたいと思います。最後に、日本のみなさん!天王寺動物園のみなさん近いうちに、ボクのゴキゲン生活ぶりを見に来てよ。歓迎するで〜。たこ焼きお土産に持って来てや。ほな、サイなら。