中南米の鳥

 5月10日から6月2日まで動物園の展示館で愛鳥週間にちなんで、中南米の鳥の写真展を開いています。これは吹田市在住の磯江幸彦大阪市立大学名誉教授が長年撮りためてこられた写真をお借りして開催したものです。その一部をなきごえでもお楽しみいただきましょう。

(撮影:磯江幸彦・構成:長瀬健二郎)

ワライハヤブサ
 森林から乾燥草原で暮らしています。そのなきごえからこの名が付きました。
オウゴンチュウハシ
 鎌の形をした大きなクチバシが特徴です。果実や木の実を食べます。


ツメバケイ
 爪羽鶏。ヒナの間はクチバシや足にくわえて、翼にある爪を使って木の上を移動することができます。
カザリキヌバネドリ
 「ケツァール」の呼び名の方が有名かもしれません。グアテマラの国鳥です。


シマクマゲラ
 シマは縞、クマは熊、ゲラはキツツキの意です。トリニダードの自然保護区で撮影されました。
キバラオオタイランチョウ
 タイランはTyrant、つまり暴君の意です。ティラノサウルスのティラノと同じです。

スミレフウキンチョウ
 フウキンチョウは風琴鳥と書きます。この鳥の仲間はどれも大変美しいので有名です。