エランド

 当園のサバンナ草食動物ゾーンでは、開放的な動物たちを見られるように柵を使用せず、目立たない電気柵を用いて動物とお客様を仕切ったり、植物を食べられないように保護しています。最初はできるだけ動物が電気柵に近づかないように、電気柵前に巨大な倒木を置いていました。でも、それはたちまちエランドの玩具へと姿を変え、たくさんの電気柵を壊されることになったのです。可愛い顔して凄い力やなあ。

絵・文 / 飼育課:西村 慶太